時雨殿 - s2000yenの日記

任天堂・山内溥氏が会長を務めていた財団によって建設された百人一首をテーマにした施設。嵐山、渡月橋からすぐの所にあり、観光ついでに行かれる最高の立地条件にある。

テーマパーク化していて、中ではNintendo DSを使ったガイドや体験ができるようになっている。

まず入って最初にある「京都空中散歩」は、google mapsを体験してしまった人には目新しさは無いが、やはり百人一首関連の展示、アトラクションは必見である。

この手の施設にはお約束の人形展示では、異様に髪の長い女性の人形や、時代によって趣の異なる衣装に目を奪われるし、昔のかるたの展示では、戦時中に発売されていたかるたの意味を考えさせられる。

今となっては正月でも、百人一首で遊ぶ人はごく少数だとは思うが、私が子供の頃は100枚覚えることを楽しんだものだ。

ここに行く前には、復習して歌を思い出してから行くとより楽しむことができる。

おみやげコーナーの品揃えがイマイチなのは勿体ない。市販の百人一首解説本と純金カルタぐらいしか売り物が無い。（2006/12発売のDSソフトはおそらく売られるであろうが。）

好きな歌が選べる携帯ストラップとか、歌人人形とか、時雨殿ならではのグッズ販売に期待したい。

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