あるある問題

関西テレビ制作の「あるある大事典2」で納豆に痩せる効果があるという事実ねつ造が発覚した。

nikkansports.comによれば今日までに、「処分が甘い」等の苦情が1万件を超えたという。

もちろんねつ造はすべきではないが、メディア、特に民放が制作する番組などは、所詮企業のマーケティングの延長でしかなく、信じるかどうかは視聴者の責任であることに気づいていない人が最低でも1万人もいるのであろうか。
(実は、この1万人というのも本当かどうか分かったものではない。)

日本国民のメディア信奉は、もはや愚弄するのもバカバカしいほどで、いつしかメディアの思うがままに行動するようになってしまったように思われる。メディアが純粋に正しいことだけを全て包み隠さず伝えているなどと幻想を抱くような世の中なのであれば、民放の配信番組規制を検討し、幼少期からの教育のあり方から見直す必要がありそうだ。(テレビ局はそもそも免許事業であったはずだ。)

今回の「事件」は、こうしたメディア以外に行動の源を持たない国民がいるからこそ、番組制作者の出来心を招いてしまった訳で、苦情を言うぐらいなら自らの行動を改めてからにすべきである。

私はNHK以外の民放は、ストレス発散か笑いのネタとしてしか見ることは無い。