東横線路線変更とエスカレータ

最近、東横線の元町中華街行きの電車が走るようになり、自分も何度か乗ってみた。反町から地下に入るようになったことも驚きの一つであるが、毎年のように東横線のダイヤに変化が起きていることの方が自分にとっては興味深く利用している。正確なことはよくわからないが、最近では特急の新設、多摩川駅はローカル駅から急行停車駅に昇格、中目黒駅は特急通過駅から停車駅へ昇格、日吉駅は全電車の停車駅だったのが通過駅に、などの大きな変化があり、変化に対応するのが大変である。

昔の東横線についてはおいておき、変化といえば、些細なことだが少しだけホッとしていることがある。

来週末、横浜駅のエスカレータの上下向きが変わる。

横浜駅のその場所には、エスカレータ4つ横並びになっていて、2列が上り、2列が下りになっていて、階段は無い。

それを、降客の多い下り電車寄りがエスカレータの下りになっているため、朝のラッシュではエスカレータを降りてくる人と、電車を降りてエスカレータを上がりたい人がクロスしてしまい、渋滞を巻き起こしていた。

そこで、上下の向きを2列ずつそっくり入れ替える(ただ単に運転方向のスイッチを逆にするだけ)ことで、渋滞緩和させる、ことになった。

ただそれだけのことなのだが、エスカレータは、向きを変える機能が元々付いているため、事なきを得た格好だが、変化を嫌う昔の企業体質ならば、今回の変更ももう少し後だったのではないだろうか。 エスカレータは建造物としては案外便利だ、ということと、東急が柔軟な面も持つ、ということに気づかされたのである。

ちょっとした変化によって、企業への評価が少しだけ変化したわけだ。