野村監督と山崎武

本日、楽天の10周年&楽天タワー落成パーティが開催された。

品川シーサイドという都心からはちょっと不便な所にあるが、羽田や新幹線品川駅も近いため地方出張の多い部署の人にはむしろ歓迎されているのではないだろうか。

パーティの方は友人数名に挨拶することができ満足だった。なにより好感を持てたのは、いわゆる「あちら方面のお方」が居なかったこと。ダークサイドの人のみならず、芸能人やらベンチャー社長やらがゾロゾロと、、、というこの手の記念パーティではよく見られる現象がほとんど無し。だから雰囲気もいたって大人で、ド派手なスーツやきつーい香水も無し。この辺は、さすがに三木谷社長、わきまえている。

さて、会場には関係者であるところの楽天球団・野村監督と07年シーズンに本塁打王打点王を獲った山崎武選手が来ていた。野村監督を近くで見るのは、近所に住んでいた30年前以来だったが、改めてみると背は意外に小さいが肉厚な印象。山崎選手も同様に背よりも分厚さが際だっており、プロの身体の凄みがある。普通の会社だったら有名人を呼ぶのは好色社長がやることなのだが、楽天の場合は球団は事業の1つに過ぎないため、広告塔としてわきまえている彼らがいることで、逆に企業としてのマーケティング力を感じる。

筋の通った妥協のない経営者として、三木谷氏の凄さを感じたイベントであった。